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2023.03.29
フォルクスワーゲンビートル インロック開錠(西伊豆町)
夜、夕ご飯を食べてくつろいでる時の入電。
場所は西伊豆町、到着まで2時間掛かるが仕事も少ないので大歓迎だ。
それにビートルと言えばシリンダーはHU66、自分が得意とするシリンダー、ちゃっちゃと作業を終わらせて帰るぞ!
オレンジ色のワーゲン、意外とカバーが頑固でいつものように簡単にポコっと外れず。この時すでにこの日のアンラッキーを表してたのかもしれない。
年式は2017年、いつものHU66VAG2、Turbodecoderの登場だ。
1発で済めば1分で作業は終わる・・・はずだった。
しかしなかなか開錠にならず。
リセットをしてみてもなかなか・・・5回くらいやっただろうか。
久々だから?
なんかコツが思いだせないような・・・とりあえず気を取り直してやり方を変えよう。
悔しいけど一つの事にこだわるより色々試すが得策。
L型ピックで鍵穴覗くのもありだが、実際現場で開錠成功の経験の無いLISHIの昔のタイプのピックセットを使ってみた。
実は一度何かで使ったが感触が掴めず車に置いてあったがほぼ放置。
タンブラーを押しこみピックはレクサスのピックセットに入っていたヤツで柄が折れたまま。
それでもやってみるもので、右まわしながら押しこむ感触が非常に好感触、もしかしたら・・・そんな雰囲気になり、しっかりワンクッション傾いてくれた。
作業をやり直して1分と経ってないと思うが、独特の重みのあるリターンスプリングの感触を感じながら開錠。
Tiurbodecoderの惨敗・・・まあこういうこともあるか。でも初めてだ。
このピックセット(右側)をなぜ残してあったか分からない。
使わないから本来処分すべきだったのだが、今夜の一件で補欠・解雇どころか大事な一軍入りだ。
台数が以前ほど多くなくなったHU66だが、またいつ現れるか分からない。
またそんな時は活躍してくれるだろう。