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2017年02月

2017.02.22

お!テサロジャパンもターボデコーダーを!!!

テサロジャパンのFacebookのタイムラインにTurbodecoderの販売案内が書かれていた。

まあ扱ってる・・・というか、扱い方が分からず1年間在庫しちゃったヤツだと思うけど。
どうやらマニュアルを手に入れたか?いきなりYoutubeを前面にPR・・・って、オリジナルじゃなく解説してるのは私が毎度取引しているLuckylocksのダニエル氏だ。
彼は動作手順をYoutubeにアップしているが、残念ながらそれで全てが伝われば苦労はないし、私もブルガリアまでは行ってない。

更に文言には少し失望した。
「Youtubeの偽物ではなく、正規品です」
ただの一言だし、特に何かを指定している訳ではないが、Youtubeに日本語で出しているのはウチくらいだ。
流石に相手の足を引っぱる文言はアンフェアだなあ。。。

大体の流れは理解できた。
テサロジャパンがLuckylocksに接触したとは考えられない。
せいぜいELFを通じてYoutube内のマニュアルの存在を知って、シェアして自分のタイムラインに流したという所だろう。
ちなみにテサロジャパンが貶めたいYoutubeの偽物と主張している物は
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コレです!
www.turbodecoder.com

を検索してください!ってか、呆れてしまう。
テサロジャパンには非公式で協力し合おうかと打診したのだが、届かなかったのかそれとも独り占めしたかったのかこのザマだ。
ちゃんと扱えてないのに販売したら困惑するのは購入したお客さんだ。

どれだけまとめて仕入れるのかは分からないが、直販ならそれなり価格競争には自信がある。
ただね~単品だと銀行諸費が個別に掛かるんだよね。
どこかの問屋で展示会でもやれたらまとめて仕入れられるので、本当に原価で販売できるんだが。

ただ購入するお客さんにはよく比較して欲しいな。

やはり商売なので、相手を偽物とか言い合いたくはないので、損得や付き合いを含めて比較してほしい。
ただアリババに出てるのは明らかに偽物だよ。

テサロジャパンの扱ってるのはウチのと同等品です。
製造してるところが同じ。
ただアフターができるかどうか・・・の差だと思う。

今、単品でLuckylocksは648ユーロで販売してるけど、ELFもその値段で売れるでしょう。となると、そこにいくら加算するんだろうか?
とりあえず弊社もその値段で売れますが、現在はそこに銀行手数料を実費で上乗せしてます。

修理も部品があれば自前で行えますし、最悪は製造国のブルガリアに送るルートのノウハウもあります(散々苦労したので)。
Turbodecoderはやはり無理掛けると壊れますね。
HU100Rはセットアップ時にピンが折れたし、HU64は押し込んだ際にゲートが広がって無理が掛かって折れたし・・・。
精密品と割り切って、折れたり破損したら直す(この辺もヨーロッパらしい)、そんな気持ちでやらないと扱えないかも。

もちろん、弊社で買っていただいた分はその辺はベストでやらせていただきます。

2017.02.20

技研 トイレ錠 開錠 (清川村)

トイレのドアが勝手に施錠された。

時々入って来る案件だ。
ただね~場所が清川村って・・・神奈川県。伊勢原から北上したあたりの山間の村だ。
正直、行ったことがない。
しかし、仕事だから行くか。
玄関でもないし、また家にトイレが複数あるようなので急ぎではないらしいからノンビリと。

まだ付近は昨日の雪が残って、ある意味新鮮な気分。
今年は伊豆方面、殆ど雪に遭遇しない。
確かに舞った程度の雪や道端の雪はあったが、融雪の水で車が汚れるほどでもない。

さて現場でお客さんが奮闘した跡が伺えた。
外側のドアノブがビスで留まってるから外してみたようだ。
これもよくあること、外しても何も解決しません。
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写真は既に開錠?後で、ラッチも取り外した状態です。
もっともラッチを外すにはドアノブも外さなくてはなりませんが。

ほぼ間違いなくこういうケースはラッチの破損と考えて間違いない。
あとはラッチの中のアームが折れて完全に頭が出てしまってると少し面倒だけど、普通はノブが回らない程度なので、薄い板などでラッチの頭をひっこめられれば開けることは簡単にできる。
あとはラッチを同サイズに交換すれば良いのだ。

簡単な仕事だが、やはり普通は錠の前に手も足も出なくなるというのが普通だろう。

2017.02.20

キーレックスミニ 修理 (下田市)

入電時は暗証番号式の錠が不具合とだけ入電となる。
暗証番号式・・・となると、想像するのが常時電源の物、そして近年では電池式の物、更に補助錠で使われている機械式の物。
常時電源となると家庭用電源から電源を引くので電気工事が伴い、店舗や金融機関など主に業務用で使われてる。
昨今家庭用に電池式が使われ始めて久しい。
タッチパネルの液晶化などで消費電力が少なくなり量産とIT錠のイメージで普及が進んだ。
そして、簡易式の機械式がある。これは店舗内の間仕切りなどで何度か採用して取り付けたことがあるが、住宅によっては玄関にも用いてる人もいる。

さて。弊社の取引のある住宅管理会社では下の2種類を採用している物件がかなりある。
リリース当時はなかなか効率的で良い物であったが、ブームから10年ほど、こうした物にも劣化が出てきている。
電池式はまたの機会に譲るとして機械式の作業だ。

よくあるのが施錠ができなくなったというもの。

実物を外してみると開錠方向に回ったハンドルが施錠がわに戻らなくなってしまうのだ。

困ったことに大きく部品が欠損してたりはしないのだ。
結局は分解して戻してあげるとその後問題となる症状が出てこない。
ただ酷いケースだと何ヶ月かすたらまた同じパターンで不具合を起こしたこともあった。

この錠の特徴は機械式ゆえに、入力する数字の順序を変えても問題ないことだ。
1.2,3,4を2.4.3.1にしても認証してしまう。
不動産屋でこの錠を使ってる物件も結構見る。
カギを入居者に渡す必要が無いから、管理が非常に楽なのだ。
ただ、シリンダー錠のような長期間の使用はあまり向かないような気がする。そこまでの強度があるのかが疑問。
しかし、消耗品とするには・・・。
ただ、こうしたトラブルはよく直面する。
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2017.02.12

キー折れ キー抜き (静岡市)

分譲マンションの管理案件で静岡まで出張!
てっきり全額管理会社請求かと思えば、一部入居者負担というからややこしい。
しかも入居者は30分を越える特殊な作業と思っていたらしい・・・もっとも30分くらい掛かったのだが、まあいっか。
結局超過分なしで定額しかもらえず少し不満が残った。
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ドナーはコレ。
折れた破片は根元からではなく先端の少しだったためにシリンダーをバラさないと取れなかったので、分解祭り。
しかし、キツイなあ・・・この頃。
蛍光灯の明かりでは十分に細かな物が見えなくなってきたこの頃。
時々目をつぶって作業してたりして・・・明かりもいらないじゃん。

確かに夜間作業ばかりやってた頃はかなり明るい蛍光灯を装着していた。正面に60W、左右に10Wずつ×2個。
今はその時の10Wの小さな蛍光灯をそのまま使っている・・・なんだかんだ20年だ。
夜間に細かな作業をすることも減ったせいもあるが、やはり10Wじゃ暗い。
早めに明るいのに交換しよう。
昨今流行のLEDはやっぱり駄目だな。
眩しいけど明るくない。
あまり光の表示に詳しくないがルクスだったのがルーメンになったり、単純に比較できないのでなんとも。

実はこの後に自動車のインロックが入っていたので、少し焦ってました。
またその場所が辺鄙な山の中・・・。

2017.02.06

Turbodecoder HU64用が・・・折れた

最近、ベンツのトランク開錠がなく、だいたいドア開錠で済んでるのであまりTurbodecoderの出番がないのです。
そこでやっぱ感覚を鈍らせたくないので時々自前のシリンダーで練習かねて遊んでるのですが・・・やっちまいました。

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シャッター部分の部品が折れてしまいました。
修理が必要なのは当然、ブルガリアに送るには高価な国際航空貨物しかありません。
割安なEMSなど郵便荷物だと届かないのは丁度昨年に奮闘したので過去のブログをご覧ください。
かなり七転八倒しましたよ(笑)。

しかしHU64のターボデコーダーは昨年夏に事故があり、1台壊してしまったんです。
それを分解して・・・気が付けば構造が学べてしまい、自分で部品交換できるじゃん!

上手くいけばスペア部品送ってくれるかな?・・・とメールしたらこれ20ユーロだそうです。
更にDHLの送料が70ユーロ。
送金手数料が・・・なんだかんだで2万円近い部品になってしまうじゃないですか!

先方の提案、次回の注文の時にしない?・・・って、そうだよなあ・・・とりあえず仕事ないし。

でも、このトラブルのお陰で部品取ればブルガリアに送らなくてもこちらで修理できることになりました。
部品代は決して安くないし、まだ都度注文ですが、いつか在庫も置けるほど台数売れたらなあ。。。

Turbodecoderの修理始めました。

2017.02.06

フォルクスワーゲン トゥーラン Turbodecoder開錠(伊豆の国市)

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これHU66 2/6generationの本体写真です。
昨年、6月に購入して実は今まで使ったことありませんでした。
ブルガリアで練習用シリンダーでレクチャーを受けた際に、かなり手抜きで教わりました。
もっともBMWのE・Fの両シリーズを一昨年購入し、更に同時にベンツ用のHU64が問題なく使えたので、あまり教わる部分も無く、アウディのシリンダーを1度作動させた程度でした。
こちらもHU64がメインディッシュだったし、HU66は2台買うと値引きが大きいのでその数合わせでした。
まあワーゲンならそこそこ仕事はあるし、ピックで開かなかったのは時々あった程度でしたので気にしてなかったのです。
ただ近年になって高年式車が開きづらくて1時間踏ん張ったこともあったかなあ・・・という不安も多少はありました。

中古の練習用シリンダーもなかなか見つからず、付き合いのある問屋さんに頼もうかな・・・ビデオも作りたいしと思ってはいました。

ところが昨年、これの商談があり1台輸入し出庫してます。
お客さんからは、歓喜のコメントをもらったのですが・・・マジかよ状態。
なかなか、現場で使うチャンスも無かったので、とうとうやってきた感じでした。

2月の冬の雨の日、こんな時に鍵穴を睨みつけて雨に打たれたくはないものです。
ましてや、手間が掛かるようだったら最悪。
なんとか、よくあるパターンで短時間で開いて欲しい・・・とりあえずTurbodecoderもあるし。。。
意外と弱気な作業でした。

一番楽なフィリップピック・・・2008年となるとさすがにコレじゃダメですね。
そこでTurbodecoder登場。
ポンプ(ダイヤル回し)は若干慎重に刻んだので最短時間とはいきませんが、かなり分かりやすい重さがダイヤルに伝わってきました。
正味1分は掛かってません。
それ以上に、今回はピンがしっかり決まっていく感じが手に伝わる感じでした。
お客さんも連れの他の車で雨宿りしてたのですが、あまりの経緯に呆気に取られた感じでした。
想像してたのはドアの前に座り込み鍵穴を覗く姿だったのでしょうが、何やら道具を入れて間もなく「開きました」と言われたものですから。

何件か問い合わせはもらいましたが、これはかなり有益ですね、絶対買いです。

確実に作業時間を短縮してくれます。
ピックで開くと言う話はよくされますが、私もかなりの確率で開きますが、時々時間の掛かる物や開かない物もあったのは事実。
ショットドライバーも使わないので本当に拍子抜けします。

是非、ご検討中の方はお問い合わせください。
マニュアルを購入の方にはメールか電話でもフォローいたします。
尚、実地指導は教材は揃ってないし、受け入れ態勢もないし、本業もありますので当方ではやってません。
どうしてもという場合はLuckylocksでキャンプを受け付けてますので紹介できます・・・が、そこまでやらなくてもマニュアルをよく読んで実地してもらえば大丈夫かと思います。

2017.02.03

Turbodecoder HU64続編

昨日ブログにあげたTurbodecoderのHU64についてブルガリアから回答が来た。

2000年~2003年までのメルセデスベンツのトランクシリンダーにはターボデコーダーが入らないそうです。
2003年以降については大丈夫ということでした。

多分年式的にシリンダーが正面に向いて付いてる車両かな?
2003年から上向きになって、初めて見た時にトランクにシリンダーが無くなった!と思ったて取っ手のあたりを覗きこめばしっかりシリンダーがついていたりしたものです。
いずれにしてもこの角度じゃピッキングは無理だなあ・・・と。

正面向いてる時は何度か直にピッキングをして、ロック方向に回しちゃったりしてました。

一応ご購入を考えてる方へ、参考まで。

 

2017.02.03

Turbodecoder

2017.02.02

Turbodecoderが鍵穴に入らない

販売分のTurbodecoderだが、ようやく輸入され納品したと思えば、シリンダーの鍵穴に入らない!という一報。

ええ?!
確かに慣れはあると思うし、どうしてもカギと違ってピンとピンの間の段差にガタつき感があるかもしれないが、大体は潤滑スプレーやTurbodecoderの入れ方を工夫すれば問題になるものじゃない。
しかし、どうやっても入らないので入らないので見てもらいたいと言うので入らなかったシリンダーと一緒に送ってもらった。

クレームというほど激しいものではないが、やはり前向きじゃないので気が重い。
でも、これも仕事!
クレームには前進するヒントが隠されてる!!

まずは、自分の手持ちのシリンダーに送られてきたTurbodecoderを入れてみた。
・・・・問題ない感じ。。。ついでに開錠作業をしたが、一度リセットしてやり直したもののとりあえず大丈夫そう。

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次に送られて来た入らなかったというシリンダー2種類。

一つはドア用、もう一つはトランク用らしいが、車両は違う物のようだ。
無骨な金属の円筒に入ったトランクのシリンダーからチェック・・・あれ?途中で入らない。なぜ???
まあ気を取り直してもう一つのドアシリンダーに・・・とりあえず入った。ついでに開錠も問題なし。

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ここで発見。
純正キーでも片側方向にしか回らないシリンダーがTurbodecoderで開錠したら両方向に回った。
実はこれお客さんに質問されていて、経験が無くて返答できなかったのだ。
純正キーで片側方向にしか回らないシリンダーでもTurbodecoderで開錠作業ができることが分かったのは良かった。

 

さあて、入らなかったトランク側、何が問題だ?
確かにトランクは入りにくい感じはあるが無理しなくても入らなかったことはない。
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ただ、この鍵を見ると、少し年式的に古いのかな?・・・それでも使えないのは困る!
たまたまタンブラーの並びで、摩擦が大きくてTurbodecoderでは押し上げられないのか?
シリンダーを分解して、どこで止まってるか見てみることにした。
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タンブラーをとりあえず全部抜いた状態で、純正キーだとこんな感じ。
 

2017222209.jpg

 

 

 

 

 

 

 

Turbodecoderだと6番目までは普通に入るが7番目の所で何かに当たって止まってしまう。
タンブラーの無い状態で押しても入らない・・・厚みの違いか?
ということでノギスで厚みを図った。
本体の厚みTurbodecoderが2.77mmに対して純正キー2.97mm。
しかし、キーウェイのミーリングがされており1段目1.87mm:1.59mm、2段目2.12mm:1.96mm。
もし7番目に何かしらキーウェイに対するガイドがあれば、そこの厚みで引っかかってる可能性はある。
特に1段目はピンのリセット用の穴があり、少し膨らんでいるので、やたらとヤスリで厚みを減らして良い物か・・・。

ただ、このシリンダーが何年製の車両の物か?どのグレードの物か?など詳細が持ち主も分からないのだ。
ただ古い車両ということは先にも書いたようにキーヘッドから想像がつく。
新しい物ならエマージェンシーキーで、リモコンに内蔵される小さな物だろう。

ただ逆にそうした車両には特に問題があったことはなく、やはりこの手のシリンダーの年代に限ったことだったとも想像ができる。
もっと言えば、もしかしたら、製造誤差で年代というよりこのパーツに限った物だったのかもしれない。
意図的に狭くしてるのかは内筒をこれ以上は分解しなかったので残念ながら解明できていない。

確実な物で販売したかったが、少し問題を抱えたままとなってしまい気が重かった。
買主には状況を理解してもらい、明日再納品となる。
どうか、これと同じシリンダーに遭遇しないことを祈るのみ。

 

2017.02.02

Turbodecoder

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